戦記物の出版社、光人社とは

戦記物の出版社、光人社とは

 

光人社は、潮書房の関連会社として設立された出版社です。潮書房は、月刊の軍事専門雑誌を発刊しており、この雑誌に専念するために書籍物を発行する会社として光人社が設立されました。この出版社では、戦記物の他にも、元軍人の回顧録や兵器などの書籍を発行してきた経緯があります。戦争について知らない世代が、戦争の真実をしるためにとても良くできた書籍ばかりです。戦争が終わり、今だから話せることをたくさんの元軍人が証言してくれるなど貴重な記録、資料にもなっています。時には、写真を加え視覚的にも理解しやすい書籍が多いところが特徴です。
その後光人社は、潮書房と合併することになり、株式会社潮書房光人社となりました。さらに、産経新聞出版が全株式を取得し、現在は株式会社潮書房光人社となっています。
現在の会社の形になってからも、戦記物や戦争に関するノンフィクションなどの発行をしています。第二次世界大戦敗戦から、70年以上の年月が経ちましたが、今後も後世に戦争の悲惨さや真実を伝えることを使命に活動をしてくれるでしょう。