戦闘機プラモデルに登場する川西 紫電改とは

戦闘機プラモデルに登場する川西 紫電改とは

日本の国産戦闘機として戦時中最後の方に活躍したのは、まぎれもなく紫電改でした。この戦闘機のひとつ前に紫電と呼ばれる戦闘機がありましたが、乗組員からは非常に不評でした。そのような徹底を補うべくできたのが紫電改になります。
この戦闘機の一番の特徴は、自動フラップ装置が付いており空戦時に旋回するときに安定した動きを確保することができるわけです。これにより、失速したりすることがなくなったため敵と対等に戦える条件が揃いました。
また、敵の飛行機も防弾性を高めていましたので今までの7.7ミリ機銃では撃ち落とすことができなかったため20ミリ機関砲のみを装備することになりました。これにより、防弾能力の高い敵の飛行機を撃ち落とすことができるようになったわけです。ただ残念なことに、戦争末期に出来上がったものですので局地的にしか活躍していません。