旭日大綬章とは

旭日大綬章とは

現在、日本の勲章は22種類あり、菊花章、桐花章、旭日章、瑞宝章、宝冠章及び文化勲章に大別されます。旭日大綬章は旭日章のうちで最高位に位置付けられる勲章です。
日本の勲章制度は明治8年に旭日章が制定されたのが最初で、翌年菊花章、明治21年に瑞宝章と宝冠章が、昭和12年に文化勲章が制定されました。旭日章の最高位の旭日大授章は明治時代制定の勲一等旭日大綬章に相当します。旭日大綬章の対象者は国や公共に対して功労のあった人で、特に高く評価された人に授与されるとされており、具体的には内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長や最高裁判所長官等をつとめた人、また、各事業分野で長年トップをつとめ業界を牽引してきた人等が対象です。功績の内容に着目し顕著な功績をあげた人に授与されます。平成30年春には日本赤十字社社長の近衛忠輝氏他16人がいます。元外務大臣の高村正彦氏もその一人です。旭日大授章は皇居で天皇から親授されます。