各種鉄道書籍・古書・資料など

商品説明・コメント

日本国有鉄道は1872年に官設官営方式によって新橋から横浜間に開通しました。その後政府の財政資金難などもあって私設鉄道が発達しましたが、当時の法律の原則に基づき、1907年から1908年の間、主要私鉄であった17社が国有化され、特別会計が設置されることで国鉄の基礎ができました。
事業運営を営む公共企業体であるこの組織は1949年に運輸省鉄道総局を母体として設立され、国鉄と略称されて運輸大臣の監督下で運営されてきました。全額政府の出資で運営されましたが、その後は産業構造の変化や高速道路や自動車の普及、航空路線の拡充などの社会変化による経営の悪化などもありました。一部は第三セクターへ転換も行われましたが、1987年に政府の強い主導によりJR 7グループに分割されて民営化されるという歴史をもっています。そして、九州と四国、東海と西日本、東日本と北海道の旅客鉄道と日本貨物鉄道となどに分割され民営化されました。