発表50周年記念　ねじ式　原寸大複製原画集　つげ義春　限定　直筆サイン入りイラストあり

商品説明・コメント

つげ義春は有名な漫画家です。代表作は「ねじ式」「李さん一家」「ゲンセンカン主人」などがあります。一部に熱烈なファンがいて、最近では、つげ義春全集22巻が発刊されています。
その作品は、一言で言うと、夢と現実や日常が交錯していること、時間を超えた写実などを駆使したシュールな作品と言えるでしょう。一時は、その作品の価値が理解されず賛否両論があったといいますが、現在廃刊となった「ガロ」という漫画雑誌への上記の「ねじ式」掲載で、多くの人の知ることとなりました。
1970年代の時代背景により、作風が評価されたことも否めないでしょう。
作品には作者自身の体験と思える、旅や放浪、体調の好不調、自然へのあこがれ、孤独、恍惚、厳しい時代背景や貧困や職業などが入り混じって何とも言えない作風を醸し出しているのでしょう。
2000年ころには世界的にも評価されるようになり、数々の漫画に関する受賞を受けていますが、はたしてこれが本人の望むところだったかのかどうかは疑問が残ります。
とは言っても、つげ義春という作家は、おそらくは漫画を描くこと自体が自己表現であるという信念に基づいて充実した人生を送っていると思われます。