精霊の守り人　設定資料集　第弐集

商品説明・コメント

精霊の守り人は、上橋菜穂子先生の代表的なフアンタジー小説です。
舞台は架空のアジアで、３０歳の短槍使いの女用心棒バルサが幼いチャグム皇子を救う物語です。
バルサは、チャグムとチャグムに宿った水の精霊の卵「ニュンガロイムの卵」両方を助けなければなりませんでした。
１００年しか生きられない水の精霊ニュンガロイムは、寿命が近づくと、死ぬ前に卵を産みます。それが孵って、ニュンガロイムになるのです。その吐く息は雲になり、恵みの雨を降らせます。もし、孵らなければ大干ばつがおこり大変なことになってしまいます。
バルサをはじめ、見習い呪術師のタンダ、原住民のヤクーの呪術師トロガイ師、星読みのシュガ達皆が協力しあい何とか危機を脱しなければなりません。
その中で育まれる親子のような情、命をも任せられる友情、敵だったはずの人どうしが尊敬しあう人情、師弟愛、それぞれの心が触れ合い、思いあい混ざりあう感動的で素敵なフアンタジーです。